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紹介エッセイ「Moonにクンタッチ」
 
 

第三回「燃費はどれくらい?(燃費)」

<燃費>

 車の販売をしていて一番受ける質問は燃費はどれくらい?と良く聞かれます。
 そこで、これからの車、業界のキーワードになるであろう3リットルカーの話から始めます。先ず、3リットルカーとは3000ccの車ではなく100kmを走行するのに燃料 を3リットル以内で走行できる車の事です。

 つまり、日本でいうところの33.3km/リットル以上の車の事を言います。現在この数値を実用車で達成しているのは、ホンダインサイト(ハイブリットカー)とフォルクスワーゲンルポTDI(ディーゼル)の2台のみです。

 ですから、この2台の特徴を生かせば確実に燃費は向上します。しかし、トランクの余計な物を下ろして軽量化を図るとか、タイヤの空気圧を高めに設定して転がり抵抗を軽減する等は当たり前なので私がお奨めする方法は次の4点です。
  • まず市街地では、信号は3つ先まで見て運転する方法です。つまり、目の前の信号が青でも次が赤ならアクセルを放して惰性で走行し、もしも走行中に先の信号が青になったらゆっくり加速します。なんと言っても車は発進時に一番燃料を使いますから止まらないことで発進の回数を減らします。ここで注意するのは、ギアをニュートラルにして惰性で走る方法は現在の車では逆効果でオートマチック車ならDのままが正解です。

  • 次にチェックするのは、無駄なアイドル(注 アイドルとは無駄と言う意味なのですが)を止めることです。一番多いのが、冬場のエンジン暖気とか言ってエンジンを掛けっぱなしにしておく人がいますが、これはエンジンにとっては一番悪い状態でディーゼル等で暖まらないと調子が悪いならせいぜい1分程度で充分です。つまり、エンジンだけを暖めても意味はなく車はゆっくり動かしながらミッション、デフ等も同時に暖気します。

  • 次に多いのは、ターボ車のアフターアイドル(車を止めた後エンジンをアイドルさせる)を止めることです。これは本来、建設機械など、アクセル全開で使用しタービンが真っ赤(真っ青)になったままエンジンを止めると焼きつく恐れがあるためで、一般の人が普通に走行した後のアフターアイドルは不要で、せいぜい峠で追い越しを繰りかえした後、頂上で止まった時ぐらいです。

  • 最後に究極?の燃費向上は信号待ちエンジンストップ作戦です。時々リアウインドにアイドルストップ、のステッカーを貼った車を見かけますが実際私が昨年信号待ちでエンジンを止めてみたところ確実に5から10%向上しました。但しオートマですとかなり手間で冬は寒いですよ。(ヨーロッパ、特にドイツでは当たり前らしい)
 結論として、燃費は車の問題よりも使う人の心がけでまだ充分に改善の余地があると言うことです。あまり難しい地球温暖化とか省資源問題ではなく自分の車に掛かる経費の削減の為出来ることからやってみましょう。

<オートマチック車>(以下ATと略す)の運転というと前進はD(ドライブ)バックは R(リバース)のみで走っている人が多いと思いますが例えば、信号待ちでN(ニュートラル)がよいかDのままがよいか?シフトレバー横のOD:OFFはどんな時使うのか? 等の質問を良く受けますので私なりの解説をします。

Q1  信号待ちは、DかNか?
ミッションの耐久性を考えるとDのままが良い(NからDに入れる時の油圧のショックがあるため)燃費は、殆んど関係ない。安全性を考えるとN(追突防止)のほうが良い。結論は、30秒ぐらいまでの停車ならD.1分以上ならNをお勧めします。

Q2  OD:OFFはどんな時使う?
基本的には、下り坂、市街地、アイスバーンなどで使用します。
今の車には、路面の状況(上り下り)やドライバーの癖までも含めコンピュータが判断しシフトを行うのもありますが、基本的には車速とアクセル開度が関係してシフトを決定します。つまり、アクセルを吹かしている割にスピードが低い時(上り坂、追い越し始めなど)は低いギアを維持し、スピードの割にアクセルを踏んでいない時(下り坂、カーブの手前など)は高いギアになります。その為マニュアル車のシフトダウンによるエンジンブレーキを望むような条件で作動させてみてください。いつもよりエンジンブレーキが効くはずです。

Q3  D以外の1、2とかL,Sは何に使うか?
基本的には、OD:OFF以上にエンジンブレーキが必要な時に使います。
場面としては、急勾配の下り坂、などが多いと思われます。

Q4  停車時にサイドブレーキ(センターにあるような気がするが、これは又後日、)は引くのか?
基本的には機械的にロックされるので不要ですが、坂道ではPレンジから抜けにくくなるので坂道停車の時は、先にサイドブレーキを引いてからPレンジに入れることをお勧めします。

<ハロン>

 競馬用語でよく出てくるハロンとは何かと言う話です。

 普通は、200メートルを1ハロンで換算して上がり3ハロン36秒等といってます。でもハロンはインチ、フィート、ヤード、等の長さの単位なのです。つまり、英語の長さの表示はメートルをあまり使わず物の大きさに応じて使い分けます。例えば車ではインチを主に使い船ではフィートを主に使います。

 つまり車なら1インチ2.54cmですからかなり大きな車の全長でも200インチぐらいです。ここからは電卓を持ってやってみてほしいのですが

1インチ(2.54cm)*12=1フィート(30.48cm)
1フィート*3=1ヤード(91.44cm)
1ヤード*5.5=1ロッド(5.0292m)
1ロッド*4=1チェーン(20.1168m)
1チェーン*10=1ファーロング(201.168m)
1ファーロング*8=1マイル(1609.344m)

となりますが、ヤードとマイルはゴルフや車のレース等でお馴染みですが、ここからは想像で、ロッドはつり竿などの棒などの意味?チェーンは、鎖のチェーンでしょう。ファーロングは、FARLONGだったと思うので(今手元に資料が全くない。)意味は特にないと思った。つまり、1ハロンと言っているのは1ファーロングの略したものとおもわれます。
 
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