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こっちを見てよ!


マリンフォト


jimmy、佐藤、
新井、榊さん


不明、森下、
佐藤、原田さん

連載エッセイ

第54回
「“地球の海フォト
コンテスト'99”入選」

館石昭さんと
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潜水艦
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


 '98年12月に行った「ケラマアイランズクラブ」のマリン部長で「宮城 清」さん、又スタッフで魚名を知り尽くした、「清原 慎介」さんと白浜インの向かいにある小粋な居酒屋「うりずん」で「地球の海フォトコンテスト'99」なるコンテストがあって、3人で写真を出してみようかとの、話になったのであーる。

 主催者の「水中造形センター」Marinephotoさんが、多くの有名スポンサーから協賛を受け、沢山の副賞が用意されているのです。
 酒を飲みながらの打ち合わせで、揃って心が大きくなり、終いには、大判振る舞いの副賞ねらいという大変不純な動機に変って行ったのです。

 打ち合わせでは3人それぞれが、大賞を目指し、東京の授賞式に3人そろって参加、 その後、皆で飲もうよということになり、応募したのです。
 私は今まで、水中フォトコンテストなるものを応募したことがなく、機会があれば、応募してみたいと思っていました、撮影も10年を超えて約15.000点の中から応募すれば、上位入賞も夢でないかなと、酒席のなかで、どんどんと、気が大きくなっていったのです。
 考えてもみれば無謀なもので、世界中からプロ、アマの多くの応募があるはずなのに、私は正直いってその気になっていました。

 Jimmyの結果は当然のことながら、大賞は頂けるはずもなく、髪の毛1本だけがかろうじて引っかかり、自由部門に入選「潜水艦」しました。
 '98年にハワイのワイキキビーチ前にある「アトランティス」ポイントにキャティーさんのガイドで潜ったときに撮影したものです。
 宮城清さんは環境部門の入選「こっちをみてよ!」で彼のライフワークであるザトウクジラの生態写真が入選されました。

 初めてのフォトコン入選ということもあり、授賞式に行ってみようと清に声をかけたのですが、彼は都合が悪く私一人が上京したのです。
 一人でも行った甲斐があり主催者のオーナ「館石 昭」さんと記念撮影やたくさんの副賞を頂戴したのです。

 その夜は沖縄で友人になった、佐藤琴美さんにお願いして、銀座にある「「傳八」(でんぱち)で旧友や、元スタッフ、初めてお会いする原田浩さんと2時間近く歓談しました。
 原田さんは、海、関連の原稿を多くの会社に納めている、フリーランスのエディターさんで、元、水中造形センターのスタッフをしていたそうで、人の輪というものはリンクしているんだなあと思います。

 翌日、悲しい事件がありました、というのも、3月22日モルジブから帰国後の24日に気温の温度差約40度もあり、風邪を引いてしまい、体温が40~42℃と高いまま推移、やっと体温が37℃ほどに回復、今回の授賞式に参加したのです。
 微熱がありふらふらするので、2次会に行かずおとなしくホテルに戻りました。
 翌朝は森下さん御一行と「赤プリ」で朝食を採り、慣れない東京から真っ直ぐ札幌に帰ることにしました、その道すがら、入選の賞状を入れた手提げ袋ごと、山手線に置忘れをしてしまったのです。

 原因は判っています、風邪が直ってきたとはいえ、微熱で熱っぽいところに、桜が満開。気温が25℃前後と日和がよく、移動途中に熱かったのです、山手線に乗ってからひと安心、電車も空いてきたので、着ていた、ジャンパーを脱ぎ、手に持ったのです、浜松駅でモノレールの乗り換えに気をとられているものですから、手にしっかり持ったジャンパーを手提袋だと思っていたのです…

 気がついたのは、モノレールが羽田近くに差し掛かったとき、忘れ物はしないように、身の回りを点検したときです。
 全身から脂汗がドーット出て、すっごく気分が悪くなったのを覚えています。帰札後、心優しい友人連は出てくると言ってくれますが、JR 上野・東京駅と警視庁に問い合わせをしたものの、出てくるあろうはずもないことは判っていました。

それにしても、東京は大きいですね、落し物係りの電話が掛かりづらいことといったら、 スケールを感じました、関 心 々。 今回の珍道中は得るものもありましたが、失う物も大きかったです。

続く...........。
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