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ネッタイスズメダイ


サンゴイソギンチャク


タマイタダキイソギンチャクとハマクマノミ


ホヤの仲間


アカククリ


カクレエビ


アカメハゼ


トゲトサカ


ウミエラ

連載エッセイ

第48回
「ミステリーツアー」

サンゴの白化現象
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ヤシャハゼ
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


今回のエッセイは“日本のある海”の水中写真とポイント名と共に綴ります、皆様はどこの島か想像しながらご覧頂きたいと思います。 ここの島においても日本を覆う第一級の寒気団の影響で今年一番の寒さ、21度と報道されていましたが、海中世界の水温は25度前後と安定していました。

先日ニュースステーションで紹介されていました、水中遺跡の専門家で「グラハム・ハンコック」氏が私が帰った後に、島入りを予定していることを「宮城清」さんから聞いて知りました、ここまでの話でニュースステーションをご覧の方はハハーンとお分かりいた だけましたか?

偶然「グラハム氏」の利用指名するダイビングサービスのリゾート「シラハマアイランズ・リゾート」で、以前にも連載手記21回のなかで紹介していますのでご覧ください。

今回は低気圧の影響と風で列島域にある100以上あるダイビングサイトの中にあって、潜水できたのは限られました。

外洋域は4メートルを越える波で潜れず、列島の島々に囲まれた比較的波の少ない所を選び潜りましたが、それでも2メートルから3メートルありました、海中世界に目をやると底揺れと、雲の影響で、まるで暗室の中にいるようでした。そのような悪条件ですから同じポイントを2度潜ることもありました。

ガイドを、お願いしたのは3人目にして初めて男の子を設けたマリン部長「宮城清」さん、写真集「偉大なる海の友人ザトウクジラ」を出版した。今ごろは子供の名前が決まったかな?・・

NO.2ガイドでマクロ写真の専門家。 小さな隠れエビや隠れカニまたは、珍しい“ハゼ”の類、等の小さな棲物達を早く発見する能力を持ち合わせた「清原慎介」さんにガイドを頂きました。 今年は地球の温暖化の影響で、水温が異常に高く推移しサンゴの「白化」現象で浅い深度のサンゴがかなりやられています、残念なことに一度死ぬと10年20年の長いサイクルで回復致します、1日も早く地球から温暖化の影響を拭い去る努力を一人一々が出来る 協力を、お願い致します。たとえば長時間の不用意なアイドリングなどです。

「アダン下」の「アカメハゼ」はシンスケさんがで見つけくれました、小さなハゼで大きさは4〜5mmくらいの大きさで、底揺れの中“シーソー”を漕ぐように、小さな2匹が仲良く「ミドリイシ珊瑚」の上で遊んでいるのを撮影しました。 「安室の漁礁」では奇麗なイソギンチャクとクマノミの共棲が観察できました、ここのイソギンチャクは母の胸を連想させる奇麗な形をしています、皆さんも小さいころ食べた事がある「おっぱいアイス」を連想させます。

「ユウレイボヤ」の仲間はたった1固体が「ブツブツサンゴ」群落の下にありまして黄色と紫の色が寂しそうにきらきら輝いていましたが、ストロボの光に打ち消され残念でした。 「オアシス」ポイントでは超神経質な「ヤシャハゼ」を納めることに成功しました、臆病な魚でして、近くに寄ると足元に居るエビと共に奥の孔に引き込んでしまう共棲動物で、海老の目は相当悪くヤシャハゼが目の変わりをし、尻ヒレで危険信号を送り、共々に隠れてしまう、隠れ名人達です、まるで人間世界と何ら代わりの無い共同生活ですね。

「ウミエラ」はこのヤシャハゼの近くで偶然に発見したのですが、普段は砂の中に身を隠していて、夜間に潮流のある時にだけ、砂の中から背伸びをしたうえで、えらを開き小さな食物を濾し取り栄養にしている珍しい生き物です。 「アダン前」では白化したサンゴやイソギンチャクと共棲する透きとおったエビが観察できました。清、慎介さん本当にありがとうございました。 ところで、ご覧の皆様のうち私が、どこの?島に滞在したかお分かりの方いますか?

続く...........。
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