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エメラルドグリーンの
ウピ湾


南洋杉


クトビーチの幼児


ジット・コジュー


コジュービーチと
ダイビングボート


カマスの仲間


ヤギを観察


マダラタルミ幼魚


キッス

連載エッセイ

第58回
「海の宝石箱・イルデパン島」

クトビーチ
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プールサイド・
ストレッチ
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


 エメラルドグリーンの海と珊瑚に囲まれた「イルデパン島」はヌーメアのローカル空港「マジェンタ空港」から双発の飛行機で南に25分、南洋杉とホワイトサンドビーチで形作られた、"クニエ"「海の宝石箱」と名づけたイルデパン島が浮かんでいます。

 イルデパン島に到着後「ジット・コジュー」にチェックインし、日帰りツアーに参加「クトビーチ」に行きました。
 クトビーチには冬のせいか、ゲストもそう多くなく、貸し切り状態の真っ白な砂で子供達が縦横無尽に誰の遠慮もなく無邪気に遊んでいました。

 ここの砂の白さは私が知る限りモルジブの「ファンアイランド島」に次いで真っ白。
 砂の粒子は私が知る限りではここが世界一かと思うほど細かく、大げさに言えば砂時計に使えるくらいの感じです。
 こども達は砂遊びの道具を握り締め、右往左往飽きることなく、夕暮れ近い遅い時間まで遊んでいます。この時期は冬の終りといいながらも、太陽が出ていれば、紫外線と太陽熱で結構暖かいのですが、時折、雲で陰ったり、南よりの風が吹くとかなり寒いのですが、何時までも遊んでいます。

 水温はそう高くなく18〜9℃くらいでしょうか、ヌーメアより更に冷たく、北海道の夏の海水温と違いがありません、しかし子供達は気にすることなく泳いでいたり、ボール遊びが不思議でなりませんでした。
 翌朝、早起きしコジュー・ビーチを散策すると、眠そうな顔とイタズラっぽい顔で棒を振り回して遊んでいる姿は日本の子供と変わりないですね。

 朝食後はダイビングです。ジット・コジューに隣接する島内唯一のダイビングサービス「クニエ・スクーバ・センター」には日本人スタッフの小川マサシさんがいて、丁寧なブリーフィングとガイドで初心者の方も安心してダイビングが出きるでしょう。 又チーフの他スタッフも含み日本人に慣れていて、不愉快な思いをすることもないと思いました。

 ここでも本島と同じように午前中2ダイブが原則でして、8時には集合し、コジュービーチからそのまま乗りこみます、ダイビングを目的の方はここが便利で良いかもしれません。
 ここのボートは直接海から乗りこむので、自然を守るためにあえて、船着場を造らないのかと聞いたら、大きな台風がきたら簡単に壊れてしまうとのことでした。

 今日は、環礁の外側の海"海水の透明度が良んです"を潜水するので、非常に楽しみにしていました、1本目の大きな根「ダジャレ・Daadare」を小川さんの許しを得て、一人で皆より早く潜行し、いざ撮影というときになって、カメラの不調を感じたのです、水没かなと疑い、覗き窓やレンズポートを覗いても、水没の様子はありません。

 シャッターを落としてもフィルム送りがしなかったり、フォーカスが勝手に動くのです。前にも経験済みの再発症状と新たに未経験の症状がふくそうして、起こったからたまりません、原因は高湿度だと考えながらエキジット。
 20分後ボートの上ではやる気持ちを抑えながら、ハウジングからNIKON F90を取りだしました。

 フィルムを巻終えた後も、裏蓋を空けた状態にし、乾いた風にしばらく当てていると、復調しました。予備のカメラは今回持って来ていないので一安心。
 考えられる原因としては、前日に湿度の高い部屋でフィルムを装填し、翌日水温の低い海に入れたところ、結露を起こしたものと考えられる。
 念のために入れていた、吸湿剤もこのときに働くどころか、逆効果に災いし一期に放出したのでしょうか?。色々と考え込んでいるうちに、皆がボートに戻ってきたので、ここでのダイブを諦め、2本目の「パスドウギエ・Passed.gie」に入りました。

 ここでは、ドリフトダイビングですから、小川さんを先頭に潜水しました。
 フランス人の仲の良いカップルが潜水中にキッスをしていたので、思わずシャッターを切りましたが、水中キッスをするの始めて目撃、ドギマギ。
 56回でご紹介しているヌーメアでもビーチはもちろんのこと、ホテルのプールでも年齢を超えてトップレスの方が多く開放感の違い国民性の違いを感じました。

続く...........。
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