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フェニックスマリン
スポーツクラブ3


フェニックスマリン
スポーツクラブ4


ホテルから見た景色1


ホテルから見た景色2


ホテルから見た景色3


島の子1


木に覆われたレロ遺跡


島の子2


島の中学生

連載エッセイ

第32回
「太平洋の孤島コスラエ」

フェニックスマリン
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


‘95年2月ミクロネシアコンチネンタル航空の当機の最終目的地ハワイ行きの機上の人になりました。
なぜ最終目的地かと言いますと、この便は、太平洋の小さな島々をバスのように各、 停車場に一時停止しながら、最終目的地に向け便が仕立てています。
この便の性格はローカルの人たちの大切な生活の足となり、又物資を運ぶトラックの役目をになっています。

ですから、私が札幌からビジネスクラスを利用しても、ビジネスクラスOP往復3万円アップですみましたから、ローカルの人達ようの価格も安く設定されているようです。
グアム島を西方に飛航し、チュック島、ポンペイ島、コスラエ島、クワジェリン島、 マジュロ島最終目的地のハワイ島に向かう途中「コスラエ島」で降機しました。

この島はマイクロネシア連邦のクサイエ州でして、ここの島民だけは古くからクリスチャンを信仰していて、飲酒の習慣が無いのと、日曜日に仕事をしないのが特徴です。
飲酒については、後日一緒に会食した大統領の息子さん、など外交の必要な政府の役人など一部の人、観光客がドリンキングパーミットといい、飲酒許可証を15$で購入し 「6ヶ月有効」、飲むくらいです。

日曜日に仕事、観光も一切だめで、当然レストランもお休みです。
また暇だからといい軽いジョギングをするのもだめで、当然観光客も適応されます。
ですから日曜日は朝食と昼食抜きでお腹を空かしているところに、ダイビングでお世 話になっている、「フェニックスマリンスポーツクラブ」のコスラエで唯一の日本人 でガイドの大宮さんに2食兼用の食事に現地のパン屋さんに連れていってもらい、お腹を満たしました。

パン屋さんは前の日に作り置してあったものですが、本当に美味しく頂けました。
そののち、レロ遺跡を観光しました。 この遺跡はポンペイ島と同じような柱状節理岩で構築した遺跡で、 保存状態が悪く今はもうすっかり木々が覆いかぶさり城壁も良く見えません。

此処は、若者の隠れ集会所のようで、夜間、ビールの飲酒をかねて密会をしているようで、 遺跡の周りは空缶が散乱しています。そんなようですから、ポンペイのナンマタール遺跡のように、 管理人がいないので、よごれほーだいで、何処の国でも若者は元気良くやっていますね。

一通り遺跡を見終わったあと、フェニックスマリーンスポーツのクラブハウスに行きました。
ここの施設は「片山一成」さんという日本人がオーナーで、ここに、ダイビングサービスを作るために、 現地人を雇い、ゲストのための、プールやテニスコート、ラウンジ、 プライベートビーチを情熱をかけ完成させた、ミニリゾートでした。

到着した日には空っぽだったプールが2人のゲストのために、少しだけ塩辛い水を張ってくれ、 贅沢な安息の日を過ごしました。
後から聞いたのですが、井戸も自分達でボーリングをしていると聞き、 われわれ便利な街に住む人たちにとって大きな驚きでした。

日をあらため、ポンペイ島に寄航する2日前に、ポンペイ島からオーナーの片山社長が6ヶ月ぶりに視察で、 コスラエにきました。
片山社長とは、過去、ポンペイ島の水中遺跡「カニムイソ」の調査に知り合い、 何度も大変お世話になっていました。
コスラエに私がゲストで来ることを聞きつけ、わざわざ歓迎にきてくれ、 コスラエ大統領の子息、現地スタッフともども、会食に招待されました。

イセエビに似た五色エビや、マングローブクラブ、ヤシガニなどの、当地でも貴重な 食材を使った大変なご馳走を頂きました。
旅程、ポンペイ島に発つ日、なんと片山さんと一緒の飛行機に同乗です、 こちらはビジネスクラス、片山社長はエコノミークラスで、 いつも大変お世話になっている方を、だしおいた気になりもうしわけなくなりました。
過去の手記に書かれているとうり、片山さんは、当地では、政治家ではないのですが、 酋長の資格と大きな発言権を持った人です。

いつもお礼の言葉だけで、この素晴らしい大先輩にお返しできないまま、 ここポンペイ島でもまたご馳走になってしまいました。(~_~;)

続く........。

次回 手記33回「コスラエの海」お送りします。
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