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連載エッセイ

第28回
「バリ島の海を潜る」

ハタタテダイ
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バリで海獣発見
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


バリ島、とほかの島々はインド洋とジャワ海の間を南北に分断するように西にスマトラ島、ジャワ島、バリ島、 東にロンボク島、チモール島、イリヤンジャヤ島と首飾りのように繋がりを持ち、島と島の間が狭く、 その間を潮流が南北に行き来していますから、その時間帯に潜ると、かなり早く流れます。

ダイビングスタイルはビーチエントリーと、ボートダイビングをあり、ビーチダイブは日本と同じで、 ガイドとともに、沈潜ダイブや、リーフ添いに潜ります。

ボートダイブは私のお尻がやっと収まる程度の幅しかなく、長さも5メートルほどのなかに、 ダイバー2名と器材、小学1,2年生程度の子供が操るボートとはいい、「丸木船、様」に「アウトリガー」をつけた「キャシャなボート」で、 全員が乗ると、喫水線ぎりぎりで、今にも沈みそうな「丸木舟」に「エンジン除草機」の先に、 草刈り刃物の代わりにプロペラをつけた簡単な動力を得、頼りない手つきでエンジンを掛け、操船していました。

私にガイドは付いていましたが、もしも水中で何かあっても、浮上地点を、この子供に探索が出来るかどうか、 疑問に思いましたが、いかんせん、彼らは簡単な英語スラ理解しません。

私は、はなから質問をあきらめました。

最近ですが多くのゲストが行方不明になった事件が有りましたが、私が危惧していた状況を再現しただけで、 いつあってもしかたなくおもえました。

日本人ゲストのため、日本のエージェントが高額な手数料を稼いでいるわけですから、もっと人命を尊重した、 バックアップ体制を整えてから、商売をすればいいと思います。

ちなみに私も日本のエイジェントに1日2ダイブ、送迎、ランチ付きで、8,000円支払いましたが、 現地で申し込んだ日本人カップルは二人でたった2,000ルピア(当時120円)を支払ったと記憶しています。

何処に行っても頭のいい日本人経営者は日本人を餌食にしていますが、大手旅行代理店が、荷担し、 しかも安全を検証しないで、手数料を荒稼ぎしているのです。

何かいやな思いをしたわけではないのですが、当時の手数料の高さと、最近あった事故がオーバーラップしました。

さて、いくつかあるサイトに潜りましたが、何処のサイトも、透明度が悪く、珊瑚は壊れ、海水が汚染されているとおもいました、 どうしてかと申しますと、海綿や、ホヤ類イソギンチャク類が数多く生息し、 又ナマコ、ヒトデなども数多くいました、上記にあげた生物が多いところは、生活廃水がそのまま流され、 富栄養化の影響で、個体数が多く、汚染の度合いが経験的に大体分かります。

たいてい、潮流のある海は、透明度が抜群によく、珊瑚も十分発達するのですが、ここに関して言えば、 当てはまらない様でして共生関係に有る、イソギンチャクと、クマノミ、が数多く観察できました。

続く...........
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