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無人島


青い海


群れ

連載エッセイ

第11回
「パラオパシフィックリゾート」

キック
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フエヤッコダイ
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


今から23年前の1974/10/30に初めての海外旅行で『グアム』に行きました、その後仕事に追われ14年間外国旅行に行けなかったのですが、ダイビングを始めると 皆、暖かい海の色とりどりの魚が見たくなるのです。

私の加入しているダイビングショップでも年に何回かツアーを組み、1988/11/12 に大勢でわいわいしながら行ったのが、『ベラウ共和国』通称「パラオ」です、札幌発成田、グアムと経由し、ほぼ1日がかりで着いた南洋パラオです。

リゾート名『パラオパシフィックリゾート』私がこの時始めてリゾートを体験しました。
先輩ダイバーから聞いていた話もまんざら誇張でなく、ゲストの為に考えうるすべての贅沢が、ワンパッケージングされていて小さな国を構成しているのです。

部屋の広さが大体20帖くらいの中にベットが2個配置されるだけの広さで、一戸あたりの建築費は 当時8,000万円掛けていると聞き驚いたものです。

例を挙げると

(1)人工海岸、当然白い珊瑚の砂を移入、まっ白なプライベートビーチです
(2)美容室はもちろん、金髪の美人スタッフ
(3)お土産物店、日本のイメージと程遠く、デパート並みで時計、宝飾、洋服ほか
(4)ダイビング器材販売、何でもある
(5)ダイビングサービス『スプラシュ』ダイビングのガイドをしてくださる
(6)自前のハーバー、マリンスポーツの基地
(7)純水のプール、当時海水を水に変えていたと記憶している
(8)メインダイニング
(9)バー

等など枚挙にいとまが無く、育ちの悪く外国を知らずに生きてきた私は驚きの連射です、ほとんどのスッタフは現地の人ですが、日本人と違いスゴークゆったり仕事をこなしているのを見、大きなパテイオにワニがいたりと、日本の常識は通じなく、カルチャーショックを受けました。

驚きはこのぐらいにして、南の海はといいますと、いいですねー「何処かで聞いた台詞」、なんといっても海が暖かい、北海道ですと冬で2度、真夏でも海水温21度より上がることが無いのですが、常に30度前後はあるし、海底が白い珊瑚なので明るい。

又国で見る黒い魚たちと違い、青、赤、黄色と神は南の海に色々な色を吹き込んだのですね。
なぜ神は不公平にと考えたりー。

この頃すでに私も50ダイブを経験し少しは上手くなったつもりですが、世間の風は冷たく 、潮流に翻弄され先輩ダイバーの力を見せられたのです、私をはじめ多くの人は潮に流されない様にする為には岩とか珊瑚に掴まるのですが、先輩は悠然と手も使わず、潮流に向かい斜め に立っているのです。

つづく...。
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